最近特に、
「社畜はもうやめませんか?」
「朝、満員電車に揺られて毎日会社に行くの辛いですよね?」
などという、典型的な(?)サラリーマンを揶揄するような本やキャッチコピーが以前より目につくことが増えた気がします。
もちろん、これは時代の流れといいますかそういう働き方が日本でもできるようになって来たから一つの選択肢としてありですよね。
なんかまどろっこしくなるので先に言いたいことを言っちゃいますと笑、
世間の
「これがいいよね」
「これってイケてるよね」
と言われていることは自分にとっても心地よいことなのか?を考えないまま、
「あ、そういうものなんだ!」
と鵜呑みにし、もっとヒドイとそうすべきなんだ!と考えてしまい、安易に世間に従うことはちょっと待って!!ということです。
(あー先に言えた!スッキリ笑)
例えば、ひと昔前にキャリア界隈で騒がれていたことはというと例えば、
・偏差値ランキング!!
↑あ、今もかな?
・外資系コンサルのエリート道
みたいな、働いて高給取りがカッコいい的な風潮の時代もありました。
かたやもっとさかのぼると、高度経済成長の時などはおそらく、
「家庭を豊かにするための出世方法」
みたいな話がウケていたと思います。
今は、
「学歴とかよりもゆるく生きる」
「年収200万でも幸せライフ」
など、真逆のことを発信していたりするわけです。
なにが言いたいかといいますと、世間やメディアのいうことは変わりますし、周りの知り合いや友人がいうことも千差万別です。
どちらかというと、発信者は自分に有利になることや、メディアとかですとお金を出してくれているスポンサーの考え方を発信している傾向もあります。
たまたまメディアでも周りの友達もAということを推奨していても、それが自分に合うかどうかとは別問題です。
なので、
「社畜はもうやめませんか?」
「朝、満員電車に揺られて毎日会社に行くの辛いですよね?」
というような書き方で煽るようなキャッチコピーを見て、
「あーそうか、社畜でいることはよくないんだ、カッコ悪いことなんだ」
「満員電車で通勤するのは行けてないことなんだ」
とすぐに思ってしまうのはちょっと違うと思うんです。
別にサラリーマンだっていいじゃないですか?
満員電車で通勤したっていいじゃないですか?
大事なのはそれを自分が自覚的に選択しているかどうか?
だと思います。
サラリーマンでやっている今が自然体で楽しくできているなら、なにも世間で推奨されているかのような「リモートワーク」や「ノマド」や「独立起業」を無理してやらなくてもいいじゃないですか?
満員電車に乗ることは一般的には辛いことだと勝手に決められていることのようですが、それをそこまでストレスに感じないのであれば、それはそれでいいじゃないですか?
自分で主体的に選択した結果であって、それが今の自分の心や体に負担でなければいいではありませんか?
世間やメディア、知り合いや親の価値観はあなたの価値観と一緒とは限らないですね。
これがいいですよーだったり、これはカッコ悪いんじゃないですかーだったりを世間やメディアは決めたがります。
でも、それが自分にとって自然体でいれることなのか?楽しいことなのか?ワクワクすることなのかとは全く別ですよね?
自分が自然体でいれる状態を得られるような選択・行動を無理なくしていくことが、日々大事だなと思うものです。